写真、カメラの撮り方まとめ…
デジタルカメラは、レンズを通して外の光を撮像素子(フィルムの役割になる部分)へあて写真として記録します。レンズから取り込む光の量は、レンズの絞り(F値)とシャッタースピードでコントロールすることができます。F値などの設定を全てカメラが決めてくれるのがオートモードです。
最初はオートモードで取るのも良いのですが、取りたいものに合わせてF値やシャッタースピードを自分で設定したり、マニュアルモードで光の量をコントロールできるようになると写真の表現の幅が広がり撮影がより楽しくなります。
撮影モード
マニュアルモード M
絞り優先モード Av
シャッタースピード優先モード(TV)
プログラムモード P
★マニュアルモード M
F値やシャッタースピードを始め、すべての設定を自分で行うモードで、写真の明るさを自分で決められます。
①、室内ならシャッタースピードは、1/125~設定する。ブれるようなら少しずつあげる。外での撮影なら1/500から
②、①の写真が暗い場合、F値をF8からF4変更する。F値を小さくすると明るくなる。
③、ISOで明るさを調整。ISOの数字が大きいと明るくなる。
明るくするには
シャッタースピード 4分の1から
F値 F2.8から
ISO 1600から
暗くするには
シャッタースピード ~ 1/1000
F値 ~ F11
ISO 100
★絞り優先モード Av
F値を設定すると、それに合ったシャッタースピードをカメラが選んでくれます。ボケ感を出すなど、好みの被写界深度にすることが可能です。
シャッタースピード優先モード(TV)
シャッタースピードを設定すると、F値が自動で決まり、動きのある被写体を取りたい時や暗いところでの撮影に適しています。
プログラムモード P
シャッタースピードと絞りの関係とは?
F値を大きくする(絞る)と光の量が減るので、それに伴うためにシャッタースピードが遅くなり光を取り込む時間を増やします。逆に、F値を小さくする(開く)ほど、シャッタースピードが速くなり、絞りとシャッタースピードは連動して変化します。
絞り(F値)とは?
レンズの中の絞り羽根を開けたり閉めたりして、レンズを通過する光の量を調整します。F値が小さいと光の量が多くなり、被写界深度が浅い写真に。F値が大きいと光の量が少なく、被写界深度は深くなります。
★シャッタースピードとは?
シャッタースピードはシャッターが開いている時間のことです。シャッタースピードが遅いとシャッターが開いている時間が長くなり光の量は増えますが、ブレやすくなります。一方、シャッタースピードが速いと動きのある世帯を捉えられますが、光の量が少なくなります。